葬儀のマナー

お葬儀だけではなく、各種法事、仏壇、墓石、位牌など総合葬祭事業として
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葬儀にのぞむ際、服装にも気を使う必要があります。以前は、遺族や親族などは、弔辞では正式礼装を着用するのが基本でした。
しかし近年は男性の場合、略礼装のブラックスーツを着て通夜、葬儀、告別式に臨むことがほとんどです。
女性は、通夜に洋装の正式礼装を着用し、葬儀と告別式で和装の正式礼装に着替えるのが一般的ですが、葬儀と告別式も洋装にする人が多くなっています。

葬儀の服装について

大切な方と最後のお別れをする葬儀。ご遺族やご親族はこの期間喪に服します。
古くから日本では「死は穢れたものである」と捉えられ、喪に服するということは穢れを祝いの場へ持ち込まない、殺生をしてはならないとされてきました。しかし時代と共に緩和され、現在では「喪に服す」というのは一般的にその遺族や親族が一定の期間、外出や社交的な行動を避けて身を慎むこととされています。
実際に喪に服す期間は忌明け(仏式の場合49日)までが一般的となっており、49日間を忌中、1年間を喪中といいます。(※死を穢れと捉えない浄土真宗では忌中や喪中という考えはありません。)喪服とは、ご遺族が喪に服しているということを意味します。正式(モーニング・和装)や略式(ブラックスーツ・フォーマルと呼ばれるもの)がありますが、参列をする場合には略式の礼服を着用しましょう。

男性の服装(洋装)

基本はブラックスーツで構いません。ワイシャツは白無地のものに黒ネクタイ、ネクタイピンは付けないのが一般的です。靴は金具やエナメルなどの光沢のないものが基本です。靴下も必ず黒にします。髪型は清潔感がある髪型にし、派手なアクセサリーは避けましょう。

  • ブラックスーツであればシングルでもOK。
  • 黒無地のネクタイで、タイピンやカフス、ポケットチーフは無しが原則。
  • 時計やアクセサリーは派手な物は避けて結婚指輪程度に。
  • 靴や靴下も黒い物を選び、金具や光沢が無いものを選びましょう。

女性の服装(洋装)

洋装であれば黒無地のフォーマルスーツが一般的です。パンツスーツは出来れば避けた方が良いでしょう。髪型は焼香時に邪魔にならないようにヘアアレンジをしましょう。ストッキングは黒を選び、靴も光沢がない黒いものにしましょう。

  • 髪はスッキリとまとめ、化粧はシンプルに。マニキュアや香水は避けましょう。
  • 黒ワンピースやアンサンブルスーツを選び肌をあまり見せないものが原則です。アクセサリーは結婚指輪かパール程度にし、一連のものを選びましょう。
  • 黒色の布製でシンプルなバッグを選びましょう。皮製やファー素材などの殺生を連想させるような素材やデザインは避けましょう
  • ストッキングや靴も黒を着用しましょう。

数珠について

ふだん私たちが使っている数珠の多くは「略式数珠」と呼ばれているもので、どの宗派のお葬式にもお使いいただけるものとなっています。色も何種類かありますのでお好きな色で構わないとされています。
「本式数珠」とは宗派ごとに意味を持った形状をしている数珠の事です。親類の葬儀には本式数珠、そうでない場合は略式数珠と使い分ける方も増えてきています。

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