ごあいさつ

　日頃からＪＡ常陸の事業、運営にご協力、ご支援を頂き深く感謝申し上げます。お陰様で平成26年８月に５ＪＡが合併して以来、令和６年８月で10年を迎えることとなりました。組合を代表して一言ご挨拶申し上げます。
　令和５年度は新型コロナウイルスが収まりをみせ景気が回復基調となりましたが、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、円安も加わり肥料・飼料・燃料等の物価高騰が継続しております。政府や県等へ農家への支援要請を行い、肥料値上がりへの支援や飼料価格補填継続を要請し、一部ですが実現してきました。ＪＡ常陸においても価格の据置期間の設定や単肥等の価格抑制、出資配当金の上乗せなど可能な限りの支援をしてまいりました。

　他方、ＪＡ常陸は北関東一の規模を持つＪＡとして内外から多くの期待を寄せられ、お陰様で10期連続の黒字経営となりました。令和６年度におきましては、農業面では販売高100億円（現在92億円）を目標とした各作目・直売所の販売力強化による農家所得の増大を中心に取り組みます。また有機農業の拡大や環境問題、学校給食に貢献する農業の推進に取り組みます。経営面では支店機能再編と組合員サービスの維持強化、共済事業と物流の改革、そしてコンプライアンスの徹底に取り組みます。
　環境変化が激しい時代ですが、このような時ほど、組合員そして地域の人々との協同活動を強め、生活の防衛にあたるべきと考えます。役職員が一丸となり事業を行ってまいりますので、ご協力、ご支援いただきますよう心からお願い申し上げます。