JA常陸の取扱い事業business

有機農業への取り組み

持続可能な⾷料システムの構築に向けた「みどりの⾷料システム戦略」の実現に向け、JA常陸では従来の化学肥料を使用した慣行農法に加え、有機農業にも取り組んでいます。JA常陸の取り組みをご紹介します。

有機農業とは

平成18年に策定された「有機農業の推進に関する法律」によると、有機農業の定義は以下のものになります。

  1. 化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
  2. 遺伝子組換え技術を利用しない
  3. 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する農業生産の方法を用いて行われる農業

また有機農産物とは、

  1. 周辺から使用禁止資材が飛来し又は流入しないように必要な措置を講じている
  2. 種又は植付け前2年以上化学肥料や化学合成農薬を使用しない
  3. 組換えDNA技術の利用や放射線照射を行わない

など、「有機農産物の日本農林規格」の基準に従って生産された農産物のことを指します。

JA常陸の取り組み

JA常陸では、有機農産物の流通と消費促進に向け、常陸大宮市と連携して子会社である㈱JA常陸アグリサポートを中心に栽培に取り組んでいます。令和4年度より有機野菜の栽培を始め、現在常陸大宮市の学校給食へ有機野菜約20品目と有機栽培米9トンを提供しています。

有機野菜への取り組み

常陸大宮市が持続可能な社会に向けた取り組みのひとつとして策定した「有機農業推進計画」に参加し、有機農産物の流通・消費の促進に向け令和4年より市と協力して有機野菜の栽培を行っております。
子会社である㈱JA常陸アグリサポートが管理する同市三美地区の畑にてジャガイモやサツマイモ等の有機栽培を行い、学校給食への提供を行ってまいりました。

栽培品目と面積令和5年

品目 栽培面積
サツマイモ 100a
ニンジン 50a
ジャガイモ 20a
大根 20a
南瓜 20a
品目 栽培面積
レタス 10a
白菜 10a
ナス 10a
キャベツ 10a
かぶ 10a
品目 栽培面積
トレビス 10a
ほうれん草 5a
小松菜 5a
ラディッシュ 5a
ゴルゴ 3a

有機米への取り組み

令和5年度より常陸大宮市と連携を取り、水稲コシヒカリの有機栽培を給食用に管内で水田約3.9haで始めました。㈱JA常陸アグリサポートが栽培管理を行い、化学的に合成された肥料ならびに農薬を使用せずに環境への負荷をできる限り低減した生産方法で栽培しています。初年度の収穫量は約10トンにのぼり、収穫したお米は同市の学校給食に提供されます。

有機米の様子

これまでの取り組み

令和4年6月17日ジャガイモ収穫祭

令和4年度より始まった有機栽培。3月上旬に植え付けた「とうや」の収穫を迎え、大賀保育所の児童18人や関係者とともにジャガイモ収穫祭を開催しました。子どもたちと共に収穫体験を行い、収穫したジャガイモは大宮地区女性部の部員が蒸かして振る舞い、参加者で味わいました。

ジャガイモ収穫祭の様子
令和4年10月13日サツマイモ収穫祭

子どもたちに農業に触れる機会を作り、また有機野菜の美味しさを知ってもらおうと美和認定こども園の園児20人を招きサツマイモの収穫をしました。常陸大宮市三美地区の畑で行われ、園児たちは説明を聞いた後サツマイモ掘りに挑戦し、元気いっぱいに収穫を楽しんでいました。

サツマイモ収穫祭の様子
令和5年5月27日有機栽培御田植祭

令和5年から新たに始める有機米の農作業安全と豊作を祈願して開かれました。秋山豊組合長や鈴木定幸常陸大宮市長、ノンフィクション作家の島村菜津さんなど約60人が参列し、神事が執り行われました。その後自動運転の田植機を用いた田植えが行われました。

令和5年9月20日有機米稲刈り

初めての稲刈りが常陸大宮市鷹巣のほ場で行われました。地元農家の協力のもと化学肥料や農薬を使わない生産方法で栽培されたコシヒカリの収量は約10トンとなり、食味値85のブランド米に匹敵する出来となりました。稲刈りでは秋山豊組合長と鈴木定幸市長自らコンバインを操作して収穫しました。

お問い合わせ先
常陸農業協同組合
営農部営農企画課
【Tel】0294-87-6818
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